あなたの親知らず大丈夫ですか?
- 2022年5月6日
- お知らせ
こんにちは。セントティースデンタルクリニックです。
今日は親知らずについてのお話をしたいと思います。
親知らずとは、第三大臼歯のことで、前から数えて8番目の歯になります。親知らずは10代後半から20代で生えてきます。本人も気付かずに生えてきていることも多く、痛みが出て初めて自覚することもあります。
親知らずは抜かないといけないの?ということですが、これはその方の状況によります。抜かずにそのまま管理していく場合と早めに抜いた方が良い場合があり、その状況について詳しく説明していきます。
・親知らずを抜かなくて良い場合
親知らずが8番目の歯として奥で上下キレイに並んで噛んで機能している場合は、抜く必要はありません。顎と口の大きさも十分で奥まできちんとセルフケアできることも条件となります。
また、親知らずが顎の骨の中に完全に埋まっており、他に悪い影響を与えていない場合も抜く必要がありません。後に生えてきたり痛みが出てくると抜歯になります。
・親知らずを抜いた方が良い場合
むし歯や歯周病で悪くなっている場合は、治療のため抜歯をオススメします。セルフケアが出来ずに病気になっているので、口腔内の環境を改善させるためにも、スッキリぬいてしまうのが得策です。
また、痛みなどはなくとも生え方が悪く、清掃不良になっている場合も早めの抜歯が必要です。手前7番目の第二大臼歯のトラブルを引き起こしていることも多く、歯医者で小まめに検診を行い、問題が起こる前に抜歯することが大切です。
実際、親知らずが上下きちんと噛んでいてキレイに保っている人は少なく、ほとんどの方は抜歯の適応になります。
後々、痛くなって他の歯に悪影響が出てからだと遅いので、できる限り早めのタイミングでリスクを取り除くことをオススメします。
親知らずがあって汚れが溜まっている状況だと、口臭の原因にもなり、むし歯や歯周病のリスクも高まります。
簡単に抜ける親知らずも多いので是非歯医者でチェックして相談して下さい。
セントティースデンタルクリニック
院長 髙階 繭次
〒596-0825 大阪府岸和田市土生町2丁目29番3号 STELLA BLDG 2F