インプラント治療って怖いの?
- 2021年8月29日
- 一般
こんにちは。2021年9月に東岸和田で新規開院する「セントティースデンタルクリニック」の院長高階です。
今回は歯科治療でよく耳にする「インプラント治療」についてお話ししたいとおもいます。
普段歯医者で説明するインプラントとは、歯を失った場所に人工の歯根(インプラント)を埋入し、歯を作る治療のことをいいます。
歯を抜いてしまった後の治療としては、自家歯牙移植などの稀な適応ケースを除き、一般的に①ブリッジ、②入れ歯、③インプラントの3つの治療が基本となります。保険治療であればブリッジと入れ歯の選択になり、周囲の歯を削ったり、咬み合わせを負担させたりすることで他の歯にダメージを与え、残っている歯の寿命を短くさせてしまいます。
そこで、まわりの歯に影響をほとんど与えず、抜歯した場所に新しく歯を作るインプラント治療は、お口の健康寿命を延ばすためになくてはならない治療法になってきています。歯を抜いた後の歯周組織の状態が良ければ、かなり満足度の高い治療になるので、歯のない場所の治療として検討して頂きたいと思っています。
インプラント治療って怖いの?と心配な方も多くいらっしゃると思います。外科処置になるので不安はあると思いますが、麻酔することで痛みはなく、歯茎や骨の状態が良ければ歯の抜歯より楽な処置や処置後の経過になることが多いです。
危険性についてですが、当院ではインプラント治療を希望される患者さん全てにCT撮影による3次元的な画像診断を行うので、術後の神経麻痺など、インプラントにおけるリスクをしっかり確認してから治療することが可能です。また、より安全に正確にインプラント治療が行えるようサージカルガイドも積極的に使用していきたいと考えていますので、患者さんの治療中の負担やリスクをできる限り減らすことを目指しています。
悪い歯を長期的に放置していたり、重度の歯周病により土台となる骨の状態が悪い方は、よりアドバンスな治療が必要になる方もたくさんおられます。早期発見、早期治療が様々な面で患者さんの負担を減らすことになるので、気になる方は早めにご相談下さい。
セントティースデンタルクリニック
医院長 髙階繭次
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