フッ素のこと知っていますか?
- 2022年2月24日
- お知らせ
こんにちは。セントティースデンタルクリニック です。
今日は、歯科でよく耳にするフッ素についてお話ししたいと思います。
フッ素とはミネラルの一種で、カルシウムや鉄のように体内に存在している物質のことです。
身近な所だと、歯磨き粉に含まれていたり、歯医者でむし歯治療を受けた後に塗布されたりします。
なぜ歯にはフッ素が必要なのかと言うと、むし歯を予防する働きがあるからです。
その働きは大きく分けて3つあります。
①歯質を強くして酸に溶けにくくする作用
②むし歯菌が酸を出すのを抑える作用
③歯から溶け出したカルシウムやリンを再沈着させ、再石灰化を促す作用
があります。
こうした理由から、フッ素入りの歯磨き粉を使用して歯磨きを行う場合は、むし歯の予防効果を持続させるために、歯を磨いた後のうがいは軽く口をすすぐ程度がオススメです。
しかし、フッ素を必要以上に取り入れることで身体に害を及ぼすことがあります。
例えば、子どもだと歯磨き粉を1本丸々飲み込んだりすることで中毒症状が現れますので、気をつけましょう。
毎日の歯磨きやフッ素塗布のように、歯に作用させる上では心配ありません。
適切な使用法を守って、むし歯になりにくい歯を一緒に作っていきましょう。小さなお子さんでも安心して使って頂ける歯磨き粉を販売してますので是非相談ください。
セントティースデンタルクリニック
院長 髙階 繭次
〒596-0825 大阪府岸和田市土生町2丁目29番3号 STELLA BLDG 2F