口腔ケア的生活習慣
- 2024年7月31日
- お知らせ
こんにちは、セントティースデンタルクリニックです。
今回は口腔環境によい習慣・悪い習慣についてお話したいと思います。
口腔環境を良好な状態で維持するためには、ブラッシングだけでなく生活習慣の影響も意識することが大切です。
甘いものや炭水化物に偏った食生活は、口腔内の病原細菌を増やし、大量の酸をつくり虫歯や歯周病のリスクが高くなります。食事をすると、口腔内が酸性に傾きますが長時間放置せずpHを中和させることで脱灰と再石灰化のバランスが整います。そのため食後のブラッシング習慣が大事ですが、難しい状況であれば、うがいだけでも予防効果が違います。食後に緑茶を飲むのもカテキンによる殺菌や、口腔内を洗浄できるのでおすすめです。
口腔力を維持する良い習慣としては、友人との会食、カラオケなども唾液分泌、摂食嚥下機能への刺激、筋力を鍛えることができます。また社会性の維持がオーラルフレイル(口腔機能の低下)を抑制する効果があるため、仕事以外の趣味や友人を持つことも重要です。楽しい時間を、過ごすことで活力を得ることができます。
一方悪い習慣としては、家でゴロゴロしっぱなしのような暮らしは、食生活の乱れで摂食嚥下に悪影響。そして唾液分泌の減少、ブラッシング頻度の低下など将来的な健康障害はもちろん、閉じこもりのリスクもあります。
喫煙の習慣も歯肉の血流が減少し、歯周病のリスクが高まります。歯や歯肉の変色、口臭のリスクもあり間違いなく口腔環境を悪化させるので、一刻も早く禁煙することをおすすめします。
まだまだ猛暑が続きますがくれぐれも熱中症にお気をつけてお身体を大切にお過ごしください。
セントティースデンタルクリニック
院長 髙階 繭次
地元岸和田の小学校、中学校を卒業
2013年 大阪大学歯学部卒業
2014年 大阪大学歯学部附属病院研修修了
2015年 医療法人小室会 小室歯科難波診療所 勤務