花粉症と歯医者さん
- 2023年3月1日
- お知らせ
こんにちは。セントティースデンタルクリニックです。
花粉症の時期は鼻づまり、鼻水やくしゃみで苦しいですよね。今日は花粉症によって起こる歯のトラブルについて紹介していきます。
花粉症で鼻がつまっている時、歯の治療やクリーニングで口の中に水をためるのがしんどいと思った経験をされた方も多いと思います。そういう不便もありますが、他にも歯のトラブルと関係していると言われています。
・口腔内の乾燥
花粉症により鼻づまり鼻水で鼻呼吸ができず、口呼吸になってしまうと口が乾燥してしまいます。口の中が乾燥状態だと細菌が繁殖しやすい状態となり、むし歯や歯周病を引き起こしやすくなってしまいます。
花粉症の薬には、唾液の分泌を抑えるものが多くより口腔内の乾燥を引き起こし、口腔内の環境を悪化させます。
・歯の痛み
花粉症が原因で、一見何の関係もないと思われる歯に痛みが出ることがあります。
どういった理由で歯が痛くなるか説明していきます。
花粉症により副鼻腔炎が起こります。副鼻腔というのは上顎の奥歯の歯根と接していることが多く、炎症が波及し結果歯が痛むというものです。
逆に上顎の歯根に感染が起こると副鼻腔炎を起こすこともあります。
一見関係なさそうな花粉症が原因で、上の奥歯が痛んだりうずいたりすることあります。
このように花粉症の時期に、口腔内のトラブルが起こりやすいことがわかっていただいたと思います。
花粉症だと歯科診療を受けるのも大変かと思いますが、トラブルの起こりやすい時期であることもご理解いただき、気になることがあれば是非ご相談下さい。
セントティースデンタルクリニック
院長 髙階 繭次
〒596-0825 大阪府岸和田市土生町2丁目29番3号 STELLA BLDG 2F