親知らずについて
- 2024年12月20日
- お知らせ
こんにちは。セントティースデンタルクリニックです。
本日は親知らずについてお話します。
「親知らず」は、第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)と呼ばれる歯で、一般的に10代後半から20代前半に生えてくることが多い歯です。
人によっては生えてこなかったり、部分的にしか生えないこともあります。
特徴
・位置: 奥歯のさらに奥に位置します。
・名称の由来: 成長して親元を離れる年齢に生えてくることから「親が知らない歯」、または「親の助けが必要ない歯」という意味で「親知らず」と呼ばれています。
⚪︎問題と影響
1 生え方の問題
・横向きや斜めに生える「埋伏歯(まいふくし)」が多い。
・部分的にしか歯ぐきから出てこない「半埋伏歯」もあります。
2 歯のトラブル
・虫歯: 手入れが難しいため虫歯になりやすい。
・歯周病: 周囲の歯ぐきが炎症を起こすことがあります。
・歯列への影響: 他の歯を押して歯並びが乱れる可能性がある。
3 痛み
・生える過程で痛みが出ることがあります。
・親知らずが隣の歯や神経に触れることで痛みや違和感が生じることも。
⚪︎対処法
1 抜歯
問題がある場合、抜歯が推奨されることがあります。
ただし、親知らずの位置や生え方によっては手術が必要になることもあります。
2 経過観察
問題がない場合はそのまま残しておくこともあります。
3 痛みの緩和
・市販の鎮痛剤や冷やすことで痛みを和らげることができます。
・歯科医で処方される薬を使用することもあります。
親知らずが痛んだり、腫れたりしている場合は、早めに歯科医に相談することをお勧めします。
セントティースデンタルクリニック
院長 髙階 繭次
地元岸和田の小学校、中学校を卒業
2013年 大阪大学歯学部卒業
2014年 大阪大学歯学部附属病院研修修了
2015年 医療法人小室会 小室歯科難波診療所 勤務
2021年 セントティースデンタルクリニック 開院現在に至る
〒596-0825 大阪府岸和田市土生町2丁目29番3号 STELLA BLDG 2F