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顎関節について|セントティースデンタルクリニック|東岸和田駅すぐ岸和田市土生町の歯科・歯医者

顎関節について

こんにちは

セントティースデンタルクリニックです。

今日は顎関節についてです。

顎関節症は、顎の関節や周辺の組織に問題がある状態を指します。これは、顎関節の動作や咀嚼、発話などの機能に影響を及ぼす可能性があります。

【顎関節症の主な症状】

1. 顎や顔の痛み:顎関節や周囲の筋肉が炎症や緊張を引き起こし、痛みを感じることがあります。

2. 開閉困難:口を開けたり閉じたりする際に、違和感を感じることがあります。

3. 音がする:顎関節の動作中にクリック音やカチカチ音を伴うことがあります。

4. 顎の関節腫脹:関節の腫れや腫れを感じることがあります。

5. 噛み合わせの不調:上下の歯が正しく噛み合わず、噛み合わせの不均衡を感じることがあります。

【顎関節症の原因】

1. 咬筋の緊張: 咬筋の過度の緊張は、顎関節症の主な原因の一つです。ストレスや不安、歯ぎしりや噛みしめなどが、咬筋の緊張を引き起こす可能性があります。

2. 顎関節の異常: 顎関節自体の構造的な異常や損傷も、顎関節症の原因となることがあります。関節の内部の軟骨や骨の変性、変形、または関節の形状の不均一性などが原因となることがあります。

3. 噛み合わせの問題: 歯の噛み合わせに異常がある場合、顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。不正な噛み合わせや噛み合わせの不均衡は、顎関節への圧力や負荷を増加させる可能性があります。

4. 外傷やケガ: 顎関節に外傷やケガが生じた場合、顎関節症の原因となることがあります。事故やスポーツの怪我、顔面への打撲などが原因となることがあります。

5. 筋肉の不均衡: 顎周囲の筋肉の不均衡や弱点が、顎関節症の発症に関与することがあります。特定の筋肉群の過剰な使用や他の筋肉の弱さが、顎関節に負担をかけることがあります。

6. 関節の炎症: 顎関節周囲の組織の炎症や病気も、顎関節症の原因となることがあります。関節リウマチや関節炎などの病態が、顎関節に炎症を引き起こすことがあります。

これらは一般的な原因ですが、個人の症状や状態によって異なる場合があります。

【顎関節症の予防・改善】

①正しい姿勢の維持

正しい姿勢を保つことは、顎関節への負担を軽減するために重要です。良い姿勢を維持するためには、背筋を伸ばし、肩や首の力を抜いて、良い姿勢を維持するように心がけましょう。

②咬筋の緊張緩和

ストレスや不安が咬筋の緊張を引き起こすことがあります。リラクゼーション法やストレス管理技術を学ぶことで、咬筋の緊張を緩和し、顎関節の負担を軽減することができます。深呼吸やヨガ、マインドフルネス瞑想などは、ストレスを軽減するのに役立つ方法です。

③適切な噛み合わせの維持

歯科医師と協力して、正しい噛み合わせを実現するための治療を受けることが重要です。不正な噛み合わせや歯並びの問題は、顎関節に負担をかけ、顎関節症のリスクを高めることがあります。歯列矯正治療や入れ歯の調整などが、適切な噛み合わせを促進するための方法です。

④適切な口のケア

歯と口の健康は、顎関節の健康にも密接に関連しています。定期的な歯科検診と適切な口腔衛生習慣を維持しましょう。歯垢の除去やむし歯の治療は、顎関節症のリスクを軽減するのに役立ちます。

④健康的な食事

食事は顎関節の負担にも影響を与えます。硬い食べ物の摂取や大きなかみつきは、顎関節への負担を増やすことがあります。

⑤マウスピースの着用

マウスピースは、顎関節症の治療や予防に使用される一般的な方法の一つです。

マウスピース(オクルーサル・デバイス)は、顎関節症に苦しむ人々にとって、マウスピースはさまざまな利点をもたらすことがあります。

ストレス緩和と咬筋の緊張解消: マウスピースは、顎関節にかかる負担を軽減し、咬筋の緊張を解消する役割を果たすことがあります。咬筋の緊張を緩和することで、顎関節の痛みや不快感を軽減することができます。

歯ぎしりや噛みしめ防止: 顎関節症の原因となる歯ぎしりや噛みしめの習慣を抑制するのにマウスピースが効果的です。マウスピースは歯にフィットし、噛みしめや歯ぎしりによる歯の摩耗やダメージを防止する役割を果たします。

歯の噛み合わせの調整: マウスピースは、噛み合わせの不均衡を改善するために使用されることもあります。噛み合わせが正しくないと、顎関節に負担がかかり、顎関節症の症状が悪化する可能性があります。マウスピースは、噛み合わせの調整やバランスを改善し、顎関節の負担を軽減する助けとなります。

軽度のものまで含めると顎関節症でお困りの方は非常に多いです。 少しでも気になる症状があったらお気軽にご相談ください。

セントティースデンタルクリニック 

院長 髙階 繭次

地元岸和田の小学校、中学校を卒業

2013年 大阪大学歯学部卒業

2014年 大阪大学歯学部附属病院研修修了

2015年 医療法人小室会 小室歯科難波診療所 勤務

2021年 セントティースデンタルクリニック 開院現在に至る

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